さて、今回のことわざは、こちらです。
「心地(しんち)の上に風濤(ふうとう)なければ、
在るに随(したが)いて皆青山緑樹(せいざんりょくじゅ)なり。」
(原文)心地上無風濤、随在青山緑樹。
菜根譚より
心の中が落ち着いて、波風がなければ、
存在する全てのものが、まるで青い山や緑の樹のように、
とても美しいものに見えます。
たとえば、ある物事や出来事があって、
複数の人物の前に同じように発生したにも関わらず、
人によって、とらえ方や感じ方が異なります。
これは、人間が物事を認識する際に、
心というフィルターを通して認識するからです。
ですから、言ってみれば、物事の本当の姿を
我々は知らないわけです。
フィルターを通して見た姿でしかありません。
実際のところは、白くてまぶしいエネルギーが
存在するばかりなのです。
心が落ち着き、心眼が発達してきますと、
あらゆるものの本来の姿、美しさが見えるようになってきます。
全てが光り輝いて見えます。
心眼を発達させるには、内観が効果的です。
精進していきましょう。
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